ラベンダー

モナ・ラベンダーを室内で楽しむ!育て方と冬越しのコツ

こんにちは。Herb Living Journal 、運営者の「ハーブ」です。

お部屋に彩りが欲しいけれど日当たりが心配で植物のお迎えを迷っているという方はいらっしゃいませんか。実はモナ・ラベンダーは、そんな室内の環境でも美しい紫色の花を咲かせてくれる素晴らしい植物です。名前の印象から難しい管理が必要だと思われがちですが、置き場所や冬越しのポイントさえ押さえれば、初心者の方でも長く楽しむことができます。

  • 室内の日当たり事情に合わせたベストな置き場所
  • 冬の寒さから守り翌年も咲かせる温度管理
  • 根腐れや葉が落ちるトラブルを防ぐ水やり法
  • 挿し木や水耕栽培で株を増やす楽しみ方

モナ・ラベンダーの室内栽培における環境と失敗しないコツ

モナ・ラベンダーを室内にお迎えしたとき、まず一番に考えたいのが「居場所」です。この植物は、実は直射日光がガンガン当たる場所よりも、少し落ち着いた光を好むんですよ。人間が心地よいと感じるリビングのような環境と相性が抜群なんです。

日当たりと置き場所はレースカーテン越しが最適

「日当たりが良いほうが育つはず」と思って、窓辺の直射日光が当たる特等席に置いていませんか?実はこれ、モナ・ラベンダーにとっては少し刺激が強すぎるかもしれません。

モナ・ラベンダーは「半日陰」を好む植物です。特に日本の夏の日差しは強烈で、直射日光に当てると大切な葉が焼けて白くなったり、茶色く枯れ込んだりする「葉焼け」を起こしてしまいます。

おすすめの置き場所

東向き、または南向きの窓辺で、レースのカーテン越しの柔らかい光が当たる場所がベストです。

光が弱すぎると、せっかくの葉裏の鮮やかな紫色が薄くなり、茎がヒョロヒョロと伸びてしまう「徒長」の原因になります。「本が読めるくらいの明るさ」を目安に、場所を選んであげてくださいね。

冬越しを成功させるための温度管理のポイント

名前に「ラベンダー」とつきますが、北海道のラベンダー畑のような寒さには耐えられません。ここが一番の注意点です!モナ・ラベンダーは南アフリカ生まれの植物なので、日本の冬の寒さは苦手なんです。

室内で育てる場合、生育に適している温度は18℃~25℃。人間が快適に過ごせる室温であれば、植物も機嫌よく育ってくれます。

窓辺の「コールドドラフト」に注意

昼間は暖かい窓辺でも、夜になると急激に冷え込みます。冬の夜は、窓から離れた部屋の中央や、少し高い位置(冷気は下に溜まるため)に移動させてあげましょう。

5℃を下回ると枯れてしまうリスクが一気に高まります。最低でも10℃以上をキープすることが、冬越し成功のカギですよ。

水やりの頻度と根腐れを防ぐ土の選び方

室内栽培で最も多い失敗、それは「水のやりすぎ」による根腐れです。私自身も、可愛さ余って毎日水をあげてしまい、失敗した経験があります。

モナ・ラベンダーの水やりは、メリハリが命です。土の表面がしっかりと乾いてから、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えてください。受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。

また、室内で育てるなら「土選び」も重要です。

室内向けの土のブレンド

市販の「観葉植物の土」に、赤玉土やパーライトを2割ほど混ぜると水はけが良くなり、根腐れ防止になります。コバエが気になる方は、表面を赤玉土などの無機質の土で覆うのも効果的ですよ。

素敵な花言葉と葉裏の紫色がもたらす風水効果

モナ・ラベンダーの最大の特徴といえば、葉の表が深緑、裏が濃い紫色というシックなコントラストですよね。この葉裏の紫色は「アントシアニイン」という色素によるもので、少ない光を効率よく使うための植物の知恵なんです。

色彩心理学的にも、紫色は鎮静効果やリラックス効果があると言われています。リビングや寝室に置くことで、心を落ち着かせる癒やしの空間を演出できますよ。

風水などの観点から見ても、紫色は「高貴さ」や「ランクアップ」を象徴する色。インテリアのアクセントとして、白壁の前に置くと非常に映えるのでおすすめです。

短日植物の性質を知って花を咲かせる照明の工夫

「葉は元気なのに、なかなか花が咲かない…」という悩みはありませんか?実はそれ、夜の照明が原因かもしれません。

モナ・ラベンダーは、日が短くなると花芽をつける「短日植物」の性質を持っています。秋から冬にかけてが開花シーズンなのですが、夜遅くまで明るいリビングに置いていると、植物が「まだ昼だ」と勘違いして、花芽を作るのをやめてしまうことがあるんです。

花をたくさん咲かせたい時期は、夜間はダンボールを被せるか、光が当たらない暗い部屋に移動させるなどして、しっかりと「夜」を感じさせてあげることが開花への近道です。

モナ・ラベンダーを室内で長く楽しむ手入れとトラブル対策

環境を整えたら、あとは日々のお手入れです。植物は言葉を話せませんが、葉の状態で「喉が渇いた」「苦しい」といったサインを出してくれています。そのサインを見逃さないようにしましょう。

葉が落ちる原因は環境変化や水不足のサインかも

買ってきたばかりのモナ・ラベンダーの葉がポロポロと落ちてしまうことがありますが、これは急激な環境の変化によるショック反応であることが多いです。しばらくは静かに見守ってあげてください。

もし長く育てていて葉が落ちる場合は、以下の原因が考えられます。

  • 水切れ:土がカラカラに乾いていませんか?
  • 根腐れ:逆に、土がいつまでも湿っていませんか?
  • 寒さ:冷たい風が当たっていませんか?

特にエアコンの風が直接当たる場所は厳禁です。極度の乾燥で葉が落ちてしまうので、風の当たらない場所に避難させてあげてくださいね。

葉が黄色くなる症状への対処と肥料の与え方

葉の色が薄くなったり、黄色くなったりするのは「お腹が空いた(肥料不足)」か「根が詰まっている」サインかもしれません。

成長期の春と秋には、栄養が必要です。私は10日に1回程度、既定の倍率に薄めた液体肥料を水やり代わりに与えています。リン酸(P)成分が多めの肥料を選ぶと、花付きが良くなりますよ。

冬の肥料はNG!

成長が緩やかになる冬や真夏に肥料を与えると、根がダメージを受けてしまいます。この時期は水だけで十分です。

剪定と切り戻しで美しい樹形を保つ方法

モナ・ラベンダーは成長が早いので、放っておくとどんどん伸びて形が崩れてしまいます。そこで大切なのが「剪定(切り戻し)」です。

花が一通り咲き終わったら、草丈の半分くらいまで思い切ってカットしましょう。「えっ、そんなに切って大丈夫?」と思うかもしれませんが、節の上で切れば、そこから新しい脇芽が出てきて、次はもっとこんもりとした良い形に育ちます。

また、成長期に枝先を指で摘み取る「摘心(ピンチ)」を行うと、枝数が増えて、将来的に咲く花の数もグンと増えますよ。

挿し木や水耕栽培で株を増やす簡単な手順

剪定でカットした枝、捨ててしまうのはもったいないですよね。モナ・ラベンダーは生命力が強く、カットした枝を水に挿しておくだけで簡単に根が出ます。

これが「水耕栽培」の入り口です。おしゃれなガラス瓶に挿してキッチンやトイレの窓辺に飾るのも素敵ですね。

水挿しのコツ

水に浸かる部分の葉は必ず取り除いてください。葉が水に浸かると腐って水が汚れ、失敗の原因になります。水は毎日変えてあげましょう。

根が十分に伸びたら土に植え替えても良いですし、そのままハイドロカルチャーとして育てることも可能です。

枯れるリスクを回避してモナ・ラベンダーを室内で愛でる

モナ・ラベンダーは、「寒さ」と「水のやりすぎ」にさえ気をつければ、室内の環境にとてもよく馴染む植物です。

日陰に強く、美しい花とシックな葉の両方を楽しめる植物は、室内園芸において本当に貴重な存在です。冬の寒さが厳しい時期こそ、お部屋の中で鮮やかな紫色の花を楽しんでみてください。きっと、毎日の暮らしに彩りと癒やしを与えてくれるはずですよ。

※本記事の情報は一般的な栽培目安です。栽培環境(地域や建物の構造)によって最適な管理方法は異なります。植物の状態をよく観察しながら育ててあげてくださいね。

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